MIDNITE BLUES

悩みから脱出する唯一の方法は、悩む自分から脱皮することにあり。忙しくしたり、気分転換を心がけるのも手、悩むのを止めるきっかけを、自分につくってあげること。解決できない問題ほど悩んでいても、それを無駄に思わなければ良い。贅沢な悩みは敵だ。時間を管理して出来ることから行動すれば、変えられないことについて思いわずらう悪循環から抜け出せるだろうか。

自分が変えられるのは、まず自分。どんな環境に置かれてもどう対応するかが、生存の決め手になる。正直で繊細な者ほど、社会の仕組みに圧倒され、心を痛めかねない。一人の力で世の中を動かすことは容易ではないけど、自分が世界を見る目を変えることはできる。発想の転換だ。新しい視点からは、新しい考え方が芽生える。仕事の取り組み方や、人との接し方など、他人にしか分かり得ない顔が変わる。(自分の内面がどれほど態度に表れているかは、鏡と違って知る由もないのだ)そして、その態度の変化一つが、目に見えぬところで世界が拓かれる原動力になって行く。

人を変えるのは、これまた難しい。同意見から賛同を得ることは簡単でも、反対意見と分かち合うことが課題だ。対立があるから進歩も生まれるものだが、思い通りにならないといきなり悩む甘納豆もいる。信じていた関係に裏切られた、期待していたことが上手くいかなかった、エトセトラ。だからどうした、と思えなければ悩みの種を育てるばかり。ここで対人注意報:悲観的な人間は、負のエネルギーを菌のように撒き散らし、口から止め処もなく否定的な文章が出てくる。皮肉のユーモアに包まれた悪意に騙されてはいかん。こういった輩からは、伝染する前に離れることが一番の対処法。相手が家族や友人でも、お互いを責め合うより距離と時間を置くことも大切。精神衛生も自己管理。疑いや憎しみ、恐れを溶かして、人生に情熱を注ぎ、負のベクトルを正の方向に切り返す。冷静と無関心を履き違えるな。未来を想像し、実現する力は、人間が持つ最大の潜在能力だ。仕事は生活のためでなく、人のために。旅は買い物のためにあらず、思い出のために。幸せポイントは頭に頼らず、足で稼ごう。「迷わず行けよ」!