ギガバイト

1960年代、1ドル数百円台の時代に生まれた品種その名もコンピューター 計算が主な仕事だった機械が大量生産 人類の技術の発展の結晶、情報社会の必要とした救世主、科学と言う名の宗教 技術の先端、テクノロジー、テコの原理からみればかなり便利 データの整理、進化の定理にそって育ち続けるコンピューター めまぐるしい発達、急成長する企業 もう止まらない市場 一秒間に何万回も脈打つ怪物 メガバイトが打ち出す解答は常に正解、AI、 機械が見せる理解、人工頭脳が人間の左脳と右脳に近づいている機能が現状 精密に組み込まれた回線を走る電気信号は綿密に巡らされた思考回路を走る神経に迫る、競われるスピード 既に機械より人間が一歩リード しかし人間がコンピューターに唯一勝る情報の入力範囲、眼球から常時取り入れる情報はコンピューターの入力単位(端子)の限度を圧倒 入れる電源、中身を点検、そこは二進法の世界の交奏組曲を演奏 データの転送 走り出す記憶メモリ、細かく刻む時間の目盛り タイムトリップするコンピューターチップ まさに一つの生命体、世界最大の兵隊

23番目の文字が連なるシステムが第三次の惨事を招く情報ネットワークを設立 管理社会を打ち立てる20世紀の最終兵器、死んだ列島インターネットの仮想空間は 歩行者天国、でも出口の無い旅行者地獄 没収されるパスポートその用途は個人管理のシステム その拡大作業は世界規模、著しい 逃げなければいけない悪の印 システムの自動化、人間の老化、閉じた進化の廊下