1200 Ways

1200通り、君は見せてくれた
僕が君のオンリーになって、僕のままでいれるって
君のペアとミキサーは、三位一体
君のアームの中でゆっくりと休みたい

キッチンのテーブルの上で激しくしている君を見て
まだ10代の青い僕は発情した
頑丈なのにスタイル抜群
ボトムはタフで、トップはシルバー
君はマグネティックでベルトドライブじゃなかった
33か45で行こうか迷う
生の舞台でミラーボールみたいに回るプラッター
君の中の隅々まで知りたくなった
君を近くに感じたい人になってしまった
毎日眺めて、ぐっすり眠っている間も
君の姿が夢に出て来るよ
ただ、まだ君のセットに手が届かないんだ、おやすみ

(hook)

何年か経って、君が成長するのを観察していた
マーク2、出会った時はまだ若いモデルだった
親しくなって、考えている事を教えてくれた
君を裏返しても文句を言わなかった
君は地に足が着いていて
色とりどりのワイヤーを触ると、音が漏れた
毛細血管のように細く、焼けた回路を交換した
定められた端と端をハンダで付けた
木の床に散らばった無数のネジ
入れてくれた場所は、他の人はツアーできない
ピエロみたいに遊び人じゃなくて僕は真面目さ
蓋を閉めて、君はヒット曲の準備万端さ

(hook)

しばらく前に、君が生産停止になったって聞いたよ
組立ラインから外されて、カタログから消えても
まだマーケットでは強い人気、オンラインのデートみたい
何億ものレコードが君がかけてくれるのを待っている
針を落として、スクラッチしてくれるのを
すべてデジタル化って、冗談だろ?
どうやって、君の代わりが出来るんだ?
動いているディスクを、プラスチックのパーツで交換なんて
セダンよりも原付を選んでるようなもんだ
若い子達は何も分かってない、でも
君と一日だけ過ごしたら、凄い事になるよ

(hook)